最初は優しくて理想的な彼。
でも、付き合い始めたら態度が豹変…そんなDV(ドメスティック・バイオレンス)男性に出会ってしまうと、心身ともに大きなダメージを受けてしまいます。
DVは付き合ってから発覚することが多いですが、実は付き合う前から予兆が見えることも。
彼の言動や行動に注意を払えば、危険な関係を避けることができるかもしれません。
今回は、DV男性にありがちな特徴や見分け方について詳しく解説していきます。
恋愛が始まる前の段階で気づくことができれば、自分を守るための大きな一歩になります。
彼が本当に信頼できる相手なのか、しっかり見極めてくださいね!
DV(ドメスティック・バイオレンス)とは?

DVは、相手に対して暴力的な行動をすることだけじゃなく、精神的、経済的、性的な支配行動も含まれます。
痛みや恐怖をあたえる事と、過剰な愛情表現を繰り返して相手をコントロールしようとすることがDVにあたります。
DVは、相手に大きな心や体のダメージを与えたり、孤立させることが多い深刻な問題です。
早めに気づいて対応することがとても大事です。
DV男性の特徴

コントロール欲が強い
自分の意見を押し付けたり、相手の行動を細かく管理しようとする傾向があります。
付き合う前からこういう兆候が見えることも多いので、早めに見分けることが大切です。
短気で怒りっぽい
些細なことで怒ったり、自分の思い通りにならないとすぐに感情を爆発させることがあります。
嫉妬深く独占欲が強い
他の異性とのやり取りに過剰に嫉妬し、相手の行動をいつもチェックしようとするのも特徴です。
被害者意識が強い
問題が起こった時に、自分の非を認めず、相手のせいにすることが多いです。
こうした態度は将来のDVのサインとも言えます。
DV男あるある

最初はとても魅力的
DV男性は、最初の段階ではとても魅力的で優しい態度を見せることが多いです。
相手に好印象を与え、信頼を築こうとするため、初めはロマンチックな言葉や行動で相手を虜にしようとします。
徐々に支配的になる
付き合いが進むにつれて、相手の行動を管理し始めます。
「誰とどこに行くのか」「何をしているのか」など、日常の細かな部分について監視しようとすることが増えます。
突然の気分の変化
気分が良い時と悪い時の差が激しく、些細なことで機嫌が悪くなったり急に怒り出すことがあります。
これによって、相手を混乱させ、常に気を使わせるように仕向けます。
自分を被害者として描く
問題が起こると、自分を被害者として描き、相手に罪悪感を持たせようとする傾向があります。
「君のせいでこうなったんだ」などと言って、責任を相手に押し付けることがよくあります。
周囲には良い人を装う
DV男性は、外では非常に社交的で好印象を与えるため、周囲の人たちは彼が暴力的であることに気づかないことが多いです。
これにより、被害者が助けを求めにくくなる状況を作り出します。
謝罪と約束を繰り返す
暴力的な行動を取った後には「もう二度としない」と謝罪し、相手に期待を持たせます。
しかし、同じ行動が繰り返されることが多く、謝罪と暴力のサイクルが続きます。
DV男性は相手を選んでDVする?

DV男性は、すべての相手に対して同じようにDV行動を取るわけではない場合があります。
相手によって態度が変わることがあり、特に相手が自分に反抗しない、従順であると感じた場合、DV行動をより強く見せることがあります。
一方で、自分にとって対等な立場だと感じる相手にはDV行動を控えることもあります。
DV行動の裏にある心理
DV行動はコントロール欲求や自信の欠如から来ていることが多いため、相手が強い態度を取る場合には恐れを感じ、DV行動を避けることがあります。
これはDV男性が状況や相手の特性に応じて自分の行動を調整している証拠であり、暴力が「選択的に」行われていることを示唆します
DV男性は、DVで支配できないような女性と付き合うことはあるの?

DV男性が支配できない女性と付き合うことはあります。
しかし、DV男性にとって「支配できない」と感じる相手に対しては、最初は力を誇示しようとしないことが多いです。
相手が強い意志を持っている場合や、対等な関係を望む女性に対しては、暴力を隠して付き合いを進めることがあります。
自分の力が通じないと感じると、一時的に支配行動を抑えることもあります。
長続きする可能性について
しかし、DV男性は支配的な欲求を満たすことが関係において重要と感じているため、相手が強い女性であると、関係が長続きしないこともあります。
DV男性が自分の思い通りに相手をコントロールできないと感じると、ストレスを感じたり、関係を解消しようとする場合があります。
DV男性が寄ってくる女性のタイプ、避けられる女性のタイプ

付き合う女性のタイプ
DV男性が付き合う傾向のある女性は、自己肯定感が低く、他人の意見を優先しがちなタイプです。
優しくて思いやりがある一方で、相手の気持ちを優先するあまり自分を犠牲にしてしまうことがあります。
DV男性は、このような女性を支配しやすいと感じ、付き合うことが多いです。
また、自分に対して厳しい批判をしない、従順であると感じる女性に対して、DV行動を強める傾向があります。
付き合わない女性のタイプ
一方で、DV男性が付き合いを避ける女性のタイプは、自己肯定感が高く、自分の意見をはっきりと伝えられる人です。
このような女性は相手の不当な要求やコントロールを拒むため、DV男性にとって支配が難しいと感じます。
また、強いサポートネットワークを持っている女性や、他人の意見に流されないしっかりとした性格の女性に対しては、支配欲を満たせないと感じて付き合いを避けることが多いです。
DV男性は自分がDVって自覚している?

DVを行っている男性の中には、自分が相手に対して有害な行動を取っていることを自覚していない場合があります。
特に、精神的な支配やコントロールが暴力の一種であることに気づいていないことが多いです。
自分の行動を正当化し、「これは愛情だから」「相手のためだから」と思い込んでいるケースも少なくありません。
なぜ自覚がないのか?
多くの場合、育ってきた環境や周囲の影響によってDVの行動が「普通」だと認識されていることがあります。
幼少期にDVを目撃して育ったり、相手をコントロールすることが当たり前だと学んでいる場合、自分の行動を見直すことなく続けてしまうことがあります。
また、社会的なステレオタイプやジェンダーの期待が影響して、自分の行動を暴力的だと理解できないこともあります。

DVを隠して付き合おうとしてるわけじゃなく
ナチュラルに自覚がない事も多いから、付き合ってからDVされて初めてわかるケースが多いんだ。
DV男性を付き合う前から見分けるポイント

初期のデートでの行動に注目
初期のデートでは、相手の些細な行動に注意しましょう。
例えば、店員さんに対して失礼な態度を取ったり、些細なことで怒りだしたり、自分の話ばかりしてこちらの話を聞こうとしなかったりする場合は要注意です。
こういった行動は、相手が自分を優位に見せたいという気持ちや、他人に対する共感の欠如を表していることがあります。
あなた:「このお店、とても素敵だね。」
相手:「まあ、俺が選んだからね。当然だよ。」
このように、自分を持ち上げるために相手を軽んじるような発言は、注意が必要です。
店員さんが少し手違いをした際に、
相手:「ちゃんとしろよ、何やってんだよ!」
このような過剰な反応も、短気で他者に対する共感が欠けている可能性を示しています。
元カノを悪く言う
デート中に過去の恋愛について話す機会があったら、相手が元カノについてどう話すかに注目しましょう。
例えば、「元カノが全て悪かった」「自分は何も悪くない」というような話し方をする人は、自分の非を認めることができないタイプである可能性が高いです。
あなた:「前の恋愛はどんな感じだったの?」
相手:「本当に最悪だった。俺は何も悪くないのに、いつも文句ばかり言ってきたんだ。」
このように、元恋人のことを一方的に悪く言い、自分に全く非がないような言い方をする場合は要注意です。
自分の責任を認めない姿勢は、将来あなたにも同じ態度を取る可能性があります。
境界線を尊重してくれるか
相手があなたのプライバシーや個人の時間を尊重してくれるかどうかも重要です。
例えば、「今日は友達と過ごしたいから」と言った時に、不機嫌になったり「どうして俺と一緒にいたくないの?」と詰め寄ってくる場合、それは境界線を無視している兆候です。
あなた:「今週末は友達と旅行に行く予定なの。」
相手:「なんで俺とじゃなくて友達と行くの?俺のことなんてどうでもいいの?」
このように、あなたの予定に対して理解を示さず、感情的に責めるような態度は、境界線を尊重していない証拠です。
いい感じの男性がDVの兆候あり!どうする?

付き合う前に感じた小さな違和感は、関係が進むにつれて大きな問題になることがよくあります。
初期の段階で相手の行動に少しでも不安を感じたら、それを無視せずに考え直すことが大切です。
付き合い始めると、最初は小さく感じていた不安が徐々に積み重なり、後には大きなストレスや悩みに発展することがあります。
まずは冷静になる
一見「いい感じ」の男性でも、DVの兆候を感じたら冷静に対処しましょう。
好きな気持ちに流されて、相手の問題行動を見逃さないようにすることが大切です。
感情的にならず、相手の行動をしっかり観察しましょう。
違和感を無視しない
些細なことでも「ちょっとおかしいな」と感じることがあれば、その直感を信じてください。
例えば、急に怒り出す、あなたの行動を細かく制限しようとするなど、些細な兆候も無視せず、慎重に考えることが大切です。
距離を置くことを検討する
相手に不安を感じたら、一度物理的にも精神的にも距離を置くことを考えてください。
距離を置くことで冷静に相手との関係を見直すことができます。
友達や家族に相談する
周りの人に意見を聞くと、自分一人では気づかなかったことに気づけるかもしれません。
周囲のサポートを活用することが大切です。

経験上、友達が止めるような相手はやめとくにかぎるよ。
付き合うべきではないと感じた時にすること

勇気を持って離れる
DVの兆候が見えたら、その関係を断つ勇気を持つことが大切です。
自分の安全と幸せを最優先に考えましょう。
怖いかもしれませんが、あなたが不安を感じる関係は決して健康的ではありません。
周囲のサポートを活用し、自分の決断に自信を持ってください。
サポートネットワークを築く
一人で行動するのはとても勇気が必要です。
信頼できる友達や家族に状況を打ち明け、サポートを受けましょう。
助けてくれる人がいると心強く、自分の気持ちも整理しやすくなります。
安全な場所に避難する
もしも相手が危険な行動を取る可能性があると感じたら、安全な場所に避難することを考えましょう。
友達や家族の家に身を寄せたり、場合によってはシェルターなどの支援機関を利用することも検討してください。
連絡を断つ
関係を断った後は、相手との連絡を完全に断つことが重要です。
相手が連絡を取ってこようとしても応じないようにし、可能であれば連絡先を変更するなどの対策を取りましょう。
連絡を断つことで、精神的な負担を減らし、自分を守ることができます。
勇気を持って離れる
DVの兆候が見えたら、その関係を断つ勇気を持つことが大切です。
自分の安全と幸せを最優先に考えましょう。
自分の価値を見つめ直す
DV男性と付き合わないためには、自分自身の価値を理解し、自分を大切にすることが必要です。
それが幸せな関係を築く第一歩です。
まとめ

付き合う前から相手の行動や態度に注意を払うことで、DVのリスクを減らすことができます。
少しでも「おかしいな」と思ったら、その感覚を大切にして行動しましょう。
あなたの安全と幸せは何よりも大切です。
勇気を持って自分を守ってください。
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